
河合智則
- 米国認定ドクターオブカイロプラティック
- 博士 スポーツ健康科学
- スポーツカイロプラクティック認定医
- 日米野球/Jリーグ/相撲他、多くのトップアスリートを担当
- 雑誌Tarzan、業界紙の連載、執筆
- 健康工学、スポーツ医学、スポーツ健康科学の研究 筆頭著書論文3本 海外専門書執筆2本 国際学会発表多数
【脳の運動制御を読み解く評価&アプローチ】RIASシリーズの最初の一歩となるベーシックセミナーです。
すべての運動制御の土台となる「相反抑制」のエラーパターンをマスターします。臨床やスポーツ現場で最も頻出する、主働筋と拮抗筋のバランスの乱れを正確にあぶり出す基本アセスメント能力を養います。
¥24,200(税込)
会場参加・アーカイブ視聴ともに同一料金となります。
ファンクショナルスクリーニングでは見つけきれない。
各種リリーステクニックでも、すぐに状態が戻ってしまう。
その「戻り」の原因は、筋肉ではなく「神経系のエラー」かもしれない。
脳の運動制御を読み解く評価&アプローチ
ライアス(RIAS:反射性抑制評価システム)は、徒手筋力テストを用いて運動制御とパターンを評価する高度な徒手療法です。
世界中で活用されているNKTやP-DTRなどの流れを汲み、河合智則DCが最新の科学的知見を加え、より信頼性を高めた手法です。
「脳は学習されたパターンを通じて運動を制御し、痛みや機能障害は多くの場合、これらのパターンに誤りが生じることで発生する」という原理に基づいています。

身体の動きや筋肉の緊張度を制御する小脳の「運動制御センター(Motor Control Center=MCC)」は、失敗を通じて学習します。
その好例が何度も試行錯誤と失敗を繰り返す中で、立ち上がることを覚える赤ちゃんです。MCCは、最も成功した試みを繰り返し選択し、最終的に「意識することなく」立ち上がれるようになるのです。

逆に怪我や筋肉の使いすぎ、日々の不良姿勢といった「入力信号」を感知すると、MCCは身体を守るために特定の筋肉の活動を「抑制」し、代わりに別の筋肉がその仕事を補おうと「代償」します。
典型例が、首のむち打ちです。傷んだ首の前側の筋肉は抑制され、後ろ側の大きな筋肉が代償として過剰に緊張します。

時間が経つにつれて、これらの代償は神経系に「固定された運動パターン」として記憶され、慢性的な痛み・凝り、姿勢の悪さ、関節可動域の制限を引き起こします。何らかの介入がない限り、このパターンは永久に続く可能性があります。

私たちが臨床で遭遇する「痛む局所」の多くは、過労で悲鳴を上げているだけの“被害者”です。いくらそこをマッサージやリリースで緩めても、脳のMCCに「黒幕(抑制パターン)」が残っている限り、数日後には再び代償命令が下され、症状は元の状態に戻ってしまいます。
RIASは、脳のMCCが記憶してしまった「抑制と代償のネットワーク」を正確に見つけ出すシステムです。
RIASは、従来の筋力検査とは目的もアプローチも全く異なります。
| 比較項目 | 一般的なMMT(徒手筋力検査) | RIAS(当システム) |
|---|---|---|
| 目的 | 単一の筋肉の「最大出力(強さ)」を測る | 筋肉同士の「連動性とパワーバランス」を測る |
| アプローチ | 筋体積の減少や麻痺の有無をチェック | 脳の運動制御エラー(代償と抑制)をあぶり出す |
| 検査のその後 | 「筋力低下」に対して筋トレを処方する | 既存の手技をいつ・どこに打つかの処方戦略を決める |
一般的なMMTで「筋力正常」と評価されても実際の動作でエラーが起きるのは、筋肉単体の出力があっても脳の連動性(ネットワーク)がバグっているからです。RIASはこのネットワークのバグを相対的な筋力検査によって明確にします。
感覚的な評価ではなく、神経学に基づいた再現性の高いテストを行います。「なぜここが痛むのか」をクライアントの目の前でクリアに証明できるため、圧倒的な信頼関係が生まれます。
RIASの「Assessment」は、アプローチの処方箋です。「この抑制パターンに対しては、まずどこを緩め、次にどこを刺激すべきか」という最も効果的な介入順序(戦略)が明確になります。
※当システムで導き出したエラーマップは、お手持ちのテクニックや各種手技(ストレッチリリース、マニピュレーション等)とスムーズに連動可能です。
単に筋肉や関節に対処するだけでなく、脳のコントロール(運動パターン)そのものを書き換えるための戦略を立てるため、症状の「戻り」を最小限に抑え、持続的な変化を生み出す強力なツールになります。
RIASシリーズは、神経系の評価・分析(Assessment)を徹底的に極める3つの本編コースで構成されています。すべてのセミナーは【会場参加】と【アーカイブ配信】のハイブリッド対応となっており、ご自身のスケジュールや学習スタイルに合わせて自由に受講・復習が可能です。
