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RIASアドバンスA

【脳の運動制御を読み解く評価&アプローチ】RIASシリーズのアドバンスセミナー(抑制パターン:反回性抑制・シナプス前抑制編)です。

より深層の神経回路で起こる「反回性抑制」や、感覚入力の段階でブロックがかかる「シナプス前抑制」のエラーを解読します。一見、原因が矛盾しているように見える複雑な代償ネットワークを紐解くための実践的なフェーズです。

講習内容

  • 反回性抑制の臨床応用
  • シナプス前抑制による筋出力低下の評価
  • 複数筋の代償パターン解析

受講案内

受講条件
RIASベーシック修了者
受講特典
「RIASアドバンスA修了証」を発行(会場/アーカイブ問わず)
持ち物・服装
動きやすい服装、お手持ちの解剖学書やアプリ

受講料

¥17,600(税込)

会場参加・アーカイブ視聴ともに同一料金となります。

ファンクショナルスクリーニングでは見つけきれない。

各種リリーステクニックでも、すぐに状態が戻ってしまう。

その「戻り」の原因は、筋肉ではなく「神経系のエラー」かもしれない。

脳の運動制御を読み解く評価&アプローチ

RIASReflexive Inhibition Assessment System

ライアス(RIAS:反射性抑制評価システム)は、徒手筋力テストを用いて運動制御とパターンを評価する高度な徒手療法です。

世界中で活用されているNKTやP-DTRなどの流れを汲み、河合智則DCが最新の科学的知見を加え、より信頼性を高めた手法です。

「脳は学習されたパターンを通じて運動を制御し、痛みや機能障害は多くの場合、これらのパターンに誤りが生じることで発生する」という原理に基づいています。

RIASコンセプト

1

すべての動きを支配する「運動制御センター(MCC)」

身体の動きや筋肉の緊張度を制御する小脳の「運動制御センター(Motor Control Center=MCC)」は、失敗を通じて学習します。

その好例が何度も試行錯誤と失敗を繰り返す中で、立ち上がることを覚える赤ちゃんです。MCCは、最も成功した試みを繰り返し選択し、最終的に「意識することなく」立ち上がれるようになるのです。

2

身体に生じる「抑制」と「代償」

逆に怪我や筋肉の使いすぎ、日々の不良姿勢といった「入力信号」を感知すると、MCCは身体を守るために特定の筋肉の活動を「抑制」し、代わりに別の筋肉がその仕事を補おうと「代償」します。

典型例が、首のむち打ちです。傷んだ首の前側の筋肉は抑制され、後ろ側の大きな筋肉が代償として過剰に緊張します。

3

脳が記憶してしまう「代償運動のバグ」

時間が経つにつれて、これらの代償は神経系に「固定された運動パターン」として記憶され、慢性的な痛み・凝り、姿勢の悪さ、関節可動域の制限を引き起こします。何らかの介入がない限り、このパターンは永久に続く可能性があります。

4

アプローチすべきは「被害者」ではなく「黒幕」

私たちが臨床で遭遇する「痛む局所」の多くは、過労で悲鳴を上げているだけの“被害者”です。いくらそこをマッサージやリリースで緩めても、脳のMCCに「黒幕(抑制パターン)」が残っている限り、数日後には再び代償命令が下され、症状は元の状態に戻ってしまいます。

RIASは、脳のMCCが記憶してしまった「抑制と代償のネットワーク」を正確に見つけ出すシステムです。

従来の筋力検査(MMT)との違い

RIASは、従来の筋力検査とは目的もアプローチも全く異なります。

比較項目一般的なMMT(徒手筋力検査)RIAS(当システム)
目的単一の筋肉の「最大出力(強さ)」を測る筋肉同士の「連動性とパワーバランス」を測る
アプローチ筋体積の減少や麻痺の有無をチェック脳の運動制御エラー(代償と抑制)をあぶり出す
検査のその後「筋力低下」に対して筋トレを処方する既存の手技をいつ・どこに打つかの処方戦略を決める

一般的なMMTで「筋力正常」と評価されても実際の動作でエラーが起きるのは、筋肉単体の出力があっても脳の連動性(ネットワーク)がバグっているからです。RIASはこのネットワークのバグを相対的な筋力検査によって明確にします。

RIASがもたらす「3つのベネフィット」

  1. 1

    1秒で納得できる「検査の可視化」

    感覚的な評価ではなく、神経学に基づいた再現性の高いテストを行います。「なぜここが痛むのか」をクライアントの目の前でクリアに証明できるため、圧倒的な信頼関係が生まれます。

  2. 2

    手持ちの技術を覚醒させる「ロードマップ」

    RIASの「Assessment」は、アプローチの処方箋です。「この抑制パターンに対しては、まずどこを緩め、次にどこを刺激すべきか」という最も効果的な介入順序(戦略)が明確になります。

    ※当システムで導き出したエラーマップは、お手持ちのテクニックや各種手技(ストレッチリリース、マニピュレーション等)とスムーズに連動可能です。

  3. 3

    「戻らない」根本改善への最短ルート

    単に筋肉や関節に対処するだけでなく、脳のコントロール(運動パターン)そのものを書き換えるための戦略を立てるため、症状の「戻り」を最小限に抑え、持続的な変化を生み出す強力なツールになります。

セミナー紹介

RIASシリーズは、神経系の評価・分析(Assessment)を徹底的に極める3つの本編コースで構成されています。すべてのセミナーは【会場参加】と【アーカイブ配信】のハイブリッド対応となっており、ご自身のスケジュールや学習スタイルに合わせて自由に受講・復習が可能です。

講師紹介

河合智則

  • 米国認定ドクターオブカイロプラティック
  • 博士 スポーツ健康科学
  • スポーツカイロプラクティック認定医
  • 日米野球/Jリーグ/相撲他、多くのトップアスリートを担当
  • 雑誌Tarzan、業界紙の連載、執筆
  • 健康工学、スポーツ医学、スポーツ健康科学の研究 筆頭著書論文3本 海外専門書執筆2本 国際学会発表多数